QZ-vision
Vol.05
QZナビ


準天頂衛星システムの歴史(1/4)




2010年9月11日に打ち上げられた、準天頂衛星 初号機 「みちびき」。
『準天頂衛星システム』は準天頂衛星と地上システムから構成され、初号機を使った実証実験はその第1段階となります
今回のQZナビでは、現在にいたるまでの道のりをたどってみましょう。


 The History of QZSS
■準天頂衛星システム計画推進の基本方針

準天頂衛星システムの当初の計画は、通信・放送・測位の3つの分野のサービスを融合したものでした。 その計画は、民間の提案からスタートし、官(=国)民(=民間)の連携によって推進され、民間が衛星の開発と通信・放送分野の事業化を行い、測位分野はJAXAを はじめとする国の研究開発機関が、高精度な測位システムの実現に必要な技術開発とその実証を担当し、民間がその事業化を行う予定でした。

その後、通信・放送分野における民間事業化断念を受けて、準天頂衛星システム計画の見直しが行われました。その結果、衛星測位の重要性等を考え、まず、国が主体となって測位単独の『準天頂衛星システム計画』を立ち上げることになりました。

平成18年3月31日に「準天頂衛星システム計画の推進に係る基本方針(測位・地理情報システム等推進会議)」が示され、これに基づき、準天頂衛星システムは、段階的に計画を推進することとなり、まず第1段階として、1機の準天頂衛星により、GPS補完・補強に関する技術実証・利用実証を行うことになりました。

さらに、第1段階の技術実証・利用実証に引き続き、第1段階の結果の評価を行った上で、初号機を含めた3機の準天頂衛星によるシステム実証を行う第2段階へと進む計画です。

「準天頂衛星システム計画の推進に係る基本方針」の要旨