QZ-vision
Vol.02
QZナビ


いざ、宇宙へ 〜大空に8の字を描け!〜(1/8)


■いざ、宇宙へ 〜大空に8の字を描け!〜

2010年9月11日20時17分〜21時16分(日本標準時)。鹿児島県種子島宇宙センターより、ついに準天頂衛星 初号機 「みちびき」(以降:みちびき)が打ち上げられます。
みちびきの大きな特徴のひとつに、日本の真上に長時間滞在するための8の字の軌跡がありますが、打ち上げ直後から8の字の軌跡を描くわけではありません。
ロケットによってトランスファー軌道に乗せた「みちびき」を、さらに準天頂軌道に乗せ換えるには、みちびきのメインエンジンであるアポジエンジンによる噴射(AEF)を行い、さらにみちびきの12個のスラスターを使って軌道修正を行う必要があります。 みちびきが8の字の軌跡を描く準天頂軌道に乗るまでは、打上げから約2週間かかります。
この期間を「トランスファー軌道フェーズ」(AEF終了まで)、「ドリフト軌道フェーズ」(準天頂軌道投入まで)と呼んでいます。
ロケット打ち上げの瞬間に注目が集まりがちですが、衛星が所定の運用軌道に投入されるまでは関係者は気を抜けません。またこれらの軌道・軌跡の移り変わりは幾何学的・物理学的にも面白いものがあります。
今回のQZナビではみちびきが打ち上げられた後の「トランスファー軌道フェーズ」「ドリフト軌道フェーズ」を深く掘り下げてみたいと思います。

>> ■打ち上げ〜第1回アポジエンジン噴射前

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